|2017年1月18日

キャンドルワークショップを開催しました。

2017年1月も半分が過ぎましたね。
あたらめまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、昨年末にサオビの2016年最後のイベントとして、キャンドル作りのワークショップ(ワークショップのお知らせ)を行いましたので、簡単にレポートを。

 

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場所は三鷹にある、杉と檜の無垢フローリングが敷き込まれた気持ちの良いスペース「みたか3337」。結構な築年数と思しきマンション、エレベーターで上がって行き7階まで。廊下つきあたりにあるドアを入ったとたん、木の香りに包まれる気持ちの良いスペースです。

 

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今回、森を感じるキャンドル作りと銘打ったのも、こちらで行うことがきっかけでした。

壁面のかざり
壁にはカンナクズを使った飾り付けも。長さのバランスが絶妙。

 

開催したのはクリスマス前の12月23日ということもあり、キャンドルに入れるアルマオイルには、その場に敷かれていて私たち設計者にも馴染み深い「ヒノキ」にくわえ、「北海道モミ(トドマツはモミの仲間です)」として作られている、北海道の「フプの森」さんから取り寄せたトドマツのエッセンシャルオイルを使用しました。
夜な夜なネットで調べて探したもので、凛とした清々しさがある香りです。

オイルと葉っぱとともに、かわいらしいお手紙も。
送っていただいた箱にはオイルと葉っぱとともに、かわいらしいお手紙も。
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段ボールいっぱいの生葉っぱ!

 

今回のキャンドルにはパラフィンワックスという素材を使用しています。
ペレット状になっているワックスをゆっくり湯煎で溶かして行きます。

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ペレット状のワックスが・・・
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溶けきると無色透明の液体に。コンロにアルミホイルでガードしているのは、過去何度かの痛い経験から。
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溶けたロウをひとりづつ使いやすいように分けていきます。
キャンドルの芯も、綿のものを事前にロウにつけておきます。
キャンドルの芯も、綿のものを事前にロウにつけておきます。

 

いよいよ、今回つくったキャンドルについて。
全部で3種類のキャンドルをつくりました。

ひとつめはシンプルにアロマオイルを加えただけの卵型キャンドル。(この殻を用意するのに、我が家は卵料理が続くことになり・・・)

事前に用意した、本当の卵の殻。
事前に用意した、本当の卵の殻。
殻を割らないよう、慎重に芯を入れていきます。
殻を割らないよう、慎重に芯を入れていきます。

 

熱く溶けたロウを卵に入れるため、独自に考案した空き缶コップ。注ぎ口を細くできるのでうってつけです。(この缶を用意するために我が家の・・・ごにょごにょ)

慎重に注いでいきます。
芯を取り付けたあと、溶けたロウを慎重に注いでいきます。
たまごの殻を剥いてもたまご。
たまごの殻を剥いてもたまご。

冷えたものの殻を剥くのは子供達も楽しそう。

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できあがり。

 

ふたつめは、アロマオイル抽出に使う現地のトドマツの生葉っぱをいれた、葉っぱキャンドル。

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枝にある葉っぱを皆さんでむしってもらうと、すでにトドマツの香りが漂います。こちらも色をつけずに、葉っぱを自由に入れてもらいました。

事前にコップの側面にロウをつけつつ葉っぱを入れて・・・という予定でしたが、みなさん自由に入れてかえって面白いものに。
事前にコップの側面にロウをつけつつ葉っぱを入れて・・・という予定でしたが、みなさん自由に入れてかえって面白いものに。

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出来上がりはまるで葉っぱが雪に埋もれているよう。北海道の現地はこんな感じでしょうか。

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それぞの形と葉っぱのバランスがいい感じです。

 

みっつめは、おのおの自由に色を楽しめるカラーキャンドル。

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クレヨンを少しずつ削りながら無職透明な熱いロウに落として溶かしていきます。みんな好きな色を作りつつ、この色作った? こっち使う? など、工夫しながら。

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いろとりどりに。割り箸で芯を真ん中に来るように押さえています。

ひととおり作業が終わったところでお茶タイム。
いれたてのコーヒーの香りが、これまたたまりません。

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こちらの汗をよそに、子供達(女子多し)はサオビのイケメン男子・岡野を引き連れて、三鷹目抜き通り商店街で行われていたマルシェなどへ。ときには床の気持ちよさか、寝転んで遊んでいる子も。

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三鷹ではときおりマルシェを行なっています。
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寝そべると気持ちのいい杉とヒノキの床。

 

盛りだくさんの制作で時間も押してしまいましたが、完成したキャンドルを皆さん大事にそうに持って帰ってくれました。
それぞれのご自宅でキャンドルの小さな灯りを楽しんでほしいなぁと思った帰り道を、ブログを書きながら思い出しています。

 

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